ブラウザ三国志を関索と女性武将のみでプレイするプレイです。
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00:33:18
「俺は殺していない」

よしお。はタバコを取り出し火をつけ、同時に取り出した
白く小さなカケラを月明かりに照らしながら呟いた。

少し離れたところでは、月明かりの下
数人の男たちが黙々と作業をしていた。

辺りは潮の香りと静寂に包まれていて、
時折波が防波堤に打ち寄せる音が聞こえるのみである。



「俺は殺していない」

よしお。はまた呟いた。


よしお。は 893 である。
893 である以上、当然トラブルもある。
トラブルがあれば後片付けもしなくてはならない。

しかし彼は、殺しはしないと固く誓っていた。

だから彼はいつも人を生きたままコンクリートに詰めた。
死んだのはこいつが勝手にコンクリの中でくたばったんや。
だから俺は殺していない。それが彼の言い分だった。


「お前まだそんなもん持ってるのか。」

スキンヘッドの緑色の顔をした大柄な男が作業を終え
よしお。に声をかけた。

指先で持て余していた白く小さなカケラをそのスキンヘッドの男は見ていた。

「ああ。これな。どうもこいつのことが忘れられなくてな・・・」


こいつ、と呼ばれたカケラは実は人の中指の骨である。

ある人物を埋めた際、不手際で中指だけ上に突き出た状態で
固まってしまったのである。

それをよしお。はずいぶんと長いこと投棄できずにいた。
そのうちに指は骨となり、カケラとなり彼の手元に残ったのである。

以来彼はそれを肌身離さず持っている。


俺は殺していない。


と、再度呟きかけたところで
作業を終えた他の者たちが戻ってきた。


「よしお。さん!出航の準備が整いました!!」

「鳥か、処理の方は終わったか?」

「はい!コンクリもしっかりかたまりまして、あとは投棄するだけです!!」

「そうか。。。では行こう」


この鳥と呼ばれた者こそが、9-16 鯖動乱の首謀者であり
彼らが中国大陸にたどり着いたとき、戦乱の火蓋が切って落とされるのである。

戦乱による死者は数万人を超えるとも百万人を超えるとも言われ
おびただしい数の死体の山が築かれたという。

後に戦死者の数を聞いたよしお。は

「一人一人コンクリに埋めるなんて、なんて平和で紳士的なんだ俺は」

と言ったとか言わないとか。


この発言の真偽はさておき、物語は始まる。
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